藤浪晋太郎、ライブBPでストライク率上昇の安定したピッチングを披露 高い評価を受けるツーシームを武器にさらなるアピールへ

キャンプでは徐々に安定感を増し、球速も上がっている藤浪 photo/Getty Images

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開幕ロースター入りが目標

シアトル・マリナーズとマイナー契約の藤浪晋太郎投手が、日本時間13日、ライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、安定したピッチングを披露した。

この日の藤浪は、ストライク率が61%と安定し、最速は99マイル(約159キロ)をマーク。打者4人を相手に23球を投げ、ノーヒットで1奪三振に抑えた。

前回、ドジャースとのオープン戦に登板した際は、8回から救援登板すると1回を無安打無失点だったものの、ストライク率は36.3%とボールが先行する場面が多く、2四死球も与えていた。
その投球からしっかりと修正して見せた藤浪は、登板後に自身の投球を振り返ると「まあまあですかね。ブルペンの環境がいいだけに求めるものは高い。実戦になると中々、練習通りにいかない」と冷静に分析した。

ただツーシームはコーチ陣からの評価が高い。彼は「もっとストライクゾーンに投げていければ、かなり使えるんじゃないかなと思っている」と手応えを掴んでいることも明かした。

3月28日のオークランド・アスレチックスとの開幕戦まで、まもなく2週間となる。ロースター入りを目指し、今後のオープン戦でも同様の結果が出せるか注目だ。

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