“渡り鳥”ジョアン・フェリックスはどこへ!? ミランは買取オプションを行使しないと報道

またも去就が揺れているJ・フェリックス Photo/Getty Images

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安住の地が見つからない

チェルシー所属のジョアン・フェリックスは昨夏チームに加わったが、エンツォ・マレスカ監督のもとで定位置を得られず、冬にイタリアのACミランへとローン移籍した。

このローンには買取オプションがついており、ミランは夏に4000〜4500万ユーロほどでフェリックスを買い取ることもできる。しかし伊『calciomercato.com』によると、ミランは権利を行使しないという。

25歳のフェリックスは移籍後にリーグ戦4試合に先発、2試合に途中出場したが、ゴールから遠ざかっており、いまだ得点もアシストもない。ゴールはコッパ・イタリアでの1得点のみとなっている。夏にチェルシーに戻ってくることが濃厚となっているが、このままではマレスカのチームでも居場所はない。
2019年にベンフィカからアトレティコ・マドリードに高額の移籍金で移籍したものの、しだいに出場機会を減らしチェルシー、バルセロナとローン移籍を繰り返したフェリックス。ようやく昨夏チェルシーへの完全移籍が決まったのも束の間、やはり出場機会をつかめずにミランへ渡ることになった。しかし、ミランでも定位置をつかめず、フェリックスのキャリアは“渡り鳥”のようになってしまっている。

今夏はまた移籍することになるのだろうか。どこかで結果を見せなければ、このテクニシャンのキャリアは尻すぼみとなってしまう。


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