EURO2020に続いてドンナルンマがPK戦に強すぎる E・マルティネスと並ぶ現役最高クラスとなる“87.5%”の勝率

PK戦を制し、チームメイトから祝福されるドンナルンマ photo/Getty Images

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PK戦7度のうち6勝

11日にチャンピオンズリーグ・ベスト16第2戦でリヴァプールと対戦し、PK戦の末に勝利したパリ・サンジェルマン。PK戦の主役となったのは、PSGの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマだ。

PSG移籍以降のドンナルンマは足下のプレイなど批判を浴びることもあったが、PK戦の強さは驚異的だ。今回のPK戦でドンナルンマはダルウィン・ヌニェス、カーティス・ジョーンズのキックをセーブしており、PSGを勝利に導いた。

情報サイト『Transfermarkt』がドンナルンマのPK戦成績をまとめているが、プロデビューしてからのドンナルンマはPK戦を7度経験し、負けたことが1度しかない。その1回は2022年に行われたクープ・ドゥ・フランスのOGCニース戦だ。
ドンナルンマのPK戦で印象的なのは、やはりEURO2020を制したイタリア代表でのパフォーマンスだ。準決勝のスペイン戦、決勝のイングランド戦ともにPK戦までもつれ、スペイン戦ではアルバロ・モラタのPKをセーブ。イングランド戦ではジェイドン・サンチョとブカヨ・サカのPKをセーブしている。

現役選手でドンナルンマと同じくPK戦の勝率87.5%を記録しているのがアストン・ヴィラ所属のアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスだ。マルティネスもドンナルンマと同じく7度経験し、6勝を記録。マルティネスの場合は2022ワールドカップ・カタール大会での活躍が印象的で、PK戦に滅法強いGKとして知られる。

ドンナルンマもその領域にあり、今後のCLやイタリア代表での戦いでもPK戦の強さが活かされるシーンがくるだろう。短期決戦ではPKに強いGKの存在も重要で、ドンナルンマは今回のリヴァプール戦で改めてその強さをアピールすることになった。

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