モッタ監督の解任を検討するユヴェントス 契約解除なら24億円損失か

ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督 photo/Getty Images

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CLとコッパ・イタリアはすでに敗退

現役時代はイタリア代表に選ばれる実力者で、引退後は指導者の道に進んだチアゴ・モッタ。監督としてはセリエAのボローニャで結果を出し、今季からユヴェントスを指揮している。

24-25シーズン終盤での成績でいえば、CLはベスト16に進むプレイオフ、コッパ・イタリアでは準々決勝で敗れてしまった。リーグ戦では来季のCL出場権を獲得できるトップ4を死守しているものの、5位以下のクラブとの勝ち点差はわずかなものであり、残りのリーグ戦の結果は非常に重要になってくる。

『FICHAJES.NET』によると、17日に予定されているセリエA第29節フィオレンティーナ戦の結果次第ではモッタ監督に解任の可能性が浮上するようだ。すでに後任としてロベルト・マンチーニ氏の名前が挙がっている。
しかし、『Calciomercato.com』によると、ユヴェントスはモッタ監督と2027年までの契約を結んでおり、解任を決断した場合は契約解除金等の支出に1500万ユーロ(約24億円)を費やさなければならないという。ここにモッタ監督のスタッフの人件費や、来季のCL出場権を逃した場合の損失も加えると、3000万ユーロ(約48億円)ほどを失うことになると考えられている。

ユヴェントスは今季モッタ監督に合った選手の獲得も行っており、もしチームを新たに作り変えるのであれば、さらなる費用が必要になってくる。

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