AFCが急遽ACLE準々決勝以降のルール変更を発表! アル・ヒラル、横浜F・マリノスがシードに

急遽新ルールが加えられたACLE photo/Getty Images

アル・ヒラルは決勝まで行けば日程が有利に

アジアサッカー連盟は(AFC)は13日、4月から行われるAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の大会方式の変更を発表した。

今大会から新フォーマットに変更されたACLE。リーグステージ、ラウンド16が終了し、来月4月からサウジアラビアで1試合制のトーナメントが始まる。準々決勝ではそれまで西地区と東地区でそれぞれ分かれていた戦いから西地区vs東地区の戦いとなり、日本勢で突破した横浜F・マリノス、川崎フロンターレは西地区のアル・ヒラル、アル・アハリ・ジッダ、アル・ナスル、アル・サッドのいずれかと対戦することが決まっていた。

しかしAFCは急遽シードを取り入れることに。リーグステージの結果、東西それぞれの首位チームにシード権が与えられ、両チームを比較し勝ち点の最も多いクラブが第1シードに入ることが決定。西地区の首位はアル・ヒラル、東地区は横浜FMとなっているが、山東泰山の件で東地区は1試合未消化となっており、これが決定打となり西地区のアル・ヒラルが、東地区の横浜FMよりもリーグステージでの成績が良いと判断されアル・ヒラルが第1シードに、横浜FMは第2シードに回ることになった。これにより横浜FMの初戦の相手は、アル・アハリ・ジッダ、アル・ナスル、アル・サッドの3つのチームいずれかと対戦することになった。

準々決勝の日程は4月25日、26日、27日の3日間、準決勝は29日と30日、決勝は5月3日の開催。第1シードに入ったアル・ヒラルが4月25日に準々決勝を行うことが決定し、決勝まで行くとなれば全試合中3日で臨むことが確定。第2シードの横浜FMは26日に準々決勝を行い、準々決勝から準決勝までは中3日の間隔となるが、準決勝から決勝までは中2日でのスケジュールが設けられた。なお27日に試合が行われるチームは決勝まで全試合中2日という過酷なスケジュールを強いられることに。日程面で有利不利なチームが出てしまうトーナメントとなってしまった。

組み合わせ抽選会は3月17日に行われる。急遽決まったACLEのシステムだが果たして頂点に立つのはどのクラブか。

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