菊池が大谷に被弾以来のオープン戦2度目のマウンド 5安打を浴びるも1失点、驚異の8奪三振

ドジャースとのオープン戦以来のマウンドに上がった菊池 photo/Getty Images

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やや制球に苦しんだ

ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が日本時間15日、カンザスシティ・ロイヤルズとのオープン戦に先発登板した。

初回、先頭打者をフルカウントの末に見逃し三振に仕留めると、2人目は以前エンゼルスに所属していたハンター・レンフローと対峙。初球のスライダーを中前打されるも、3人目を空振り三振で2死。続く4人目は四球で一、二塁とピンチを広げたが、5人目の打者も空振り三振と締め、速球と変化球どちらもキレのある球筋で上々な立ち上がりを見せた。

2回にもヒットを一本打たれるも、空振り三振やフライできっちり打ち取り、3回は1死から四球と右前打で一、三塁とされるも、またもや次の打者を空振り三振に切って落とした。その後、暴投で1失点、四球でさらにピンチを招くが最少失点でこの回を終えた。
制球に苦しんだ菊池だったが、球威は最後まで落ちなかった。4回もマウンドに上がると2者連続で三球三振を奪い、3人目はボテボテの内野安打。一度ここで降板となったが、前回のオープン戦登板時と同様に5回から再び登板すると、先頭のレンフローを空振り三振、続く打者を右飛に打ち取り、3人目に左前打されたところで降板した。

結果は4回2/3と再登板の2/3で80球を投げ、5安打1失点、8三振、3四球と、制球に不安は残したが修正力があるところもきっちりと披露した。

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