メッツ千賀がオープン戦2度目の登板 2ランを含む毎回の7被安打も、修正力で大量失点は防ぐ

まだまだ仕上がり途中の千賀 photo/Getty Images

良さも悪さも目立った投球内容だった

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が日本時間15日、セントルイス・カージナルスとのオープン戦に先発登板。2ランを浴びるなど7被安打も、2失点で抑えるなど良し悪し両面が出た投球となった。

千賀は初回、先頭にいきなり中前打を浴びるも、2、3番をしっかりと打ち取って2死とし、4人目の2球目で捕手が二盗を試みたランナーを封殺しチェンジ。2回も先頭に右前打を許すが、後続を三邪飛、中飛、中飛に打ち取り、安定した立ち上がりを見せる。

ところが3回、先頭にまたもや痛打される。左越え二塁打と暴投で三塁まで進むと2人目の打者には低めのスイーパーをジャストミートされ、左翼席に飛び込む2ランを浴びてしまう。その後は、見逃し三振を奪って1死とするが、次の打者に再び右前打を許すと降板した。

一度マウンドを降りた千賀だったが、内容に納得がいかなかったためか4回から再び登板。しかし先頭と2人目に中前打、左越え二塁打といずれも初球をとらえられてしまう。無死二、三塁のピンチを背負ったが、悪いなりにも後続を右飛、二飛、捕邪飛と抑え、なんとか修正力を見せ、2ランのみの2失点でこの日の投球を終えた。

結果は打者16人に53球を投じ7安打2失点1三振だった。最速は95.2マイル(約153キロ)と千賀にとっては球威がなく悉く打者にミートされた印象だった。ストライクは30球で四死球は出さず、大量失点と崩れなかった修正力は見事だった。

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