鈴木誠也は凱旋ヒットで観客沸かすもカブス打線は沈黙 阪神、若手左腕の門別が5回をパーフェクトなど完封リレー勝利 

帰国後、初ヒットを記録した鈴木 photo/Getty Images

第3打席で期待に応える

シカゴ・カブスの鈴木誠也が15日、阪神とのプレシーズンゲームに2番・DHで先発出場。第3打席でレフト前ヒットを放ち、日本のファンを沸かせた。

鈴木は初回の第1打席、初球外角高め、145キロのストレートを捉え、鋭い打球を飛ばすもセンターライナーに終わる。4回の第2打席はカウント2-1から甘く入った145キロのツーシームを打つも、僅かに差し込まれセンターフライに打ち取られた。それでも鈴木のパワーで大飛球となり、打った瞬間、観客は大きく沸いた。

2打席結果が出ずも、バットの振りは鋭く、いい状態であることを窺わせた鈴木は、7回1死で迎えた第3打席にバットコントロールの巧さを見せる。外寄りの153キロのストレートをバットの先で捉えると、三遊間を破り初ヒットとなった。鈴木が塁上で右手を挙げ、歓声に応える場面もあった。

試合は、阪神先発の期待の若手左腕、門別啓人投手が5回をパーフェクトに抑える快投を見せてリズムを作ると、5投手の継投でカブスをわずか3安打完封し、3-0で勝利した。

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