メッツの開幕投手は、クローザーとして実績のあるクレイ・ホームズに決定 復活を目指す千賀滉大の登板日は未定のまま

キャンプでは先発を意識して投球数を増やして調整してきたホームズ photo/Getty Images

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異例の大抜擢

日本時間15日、ニューヨーク・メッツのカルロス・メンドーサ監督が今季の開幕投手を発表した。

そのメッツには、日本人選手の千賀滉大投手が所属している。1年目はお化けフォークを武器にメジャーで通用することを証明。日本時代も含めてキャリアハイとなる29試合に先発登板し、12勝7敗、防御率2.98、202奪三振などナ・リーグのサイ・ヤング賞、新人王候補にも名前が挙がるほどの成績を収めた。

ただチームのエースとして期待された2年目は、ケガの影響で力を発揮できず、3年目の今季こそ投手陣の柱として本来の実力を見せたいところで、当然そんな彼は、今季の開幕投手候補の一人でもあった。
今回、その人選の行方が注目されていたが、残念ながら千賀の名前は呼ばれなかった。しかも驚き、メッツが選んだのは、メジャーのキャリアで先発経験が4試合しかないクレイ・ホームズ投手だった。

ホームズは今オフに3年総額3800万ドルでメッツに入団。過去3シーズンはニューヨーク・ヤンキースのクローザーとして活躍し、通算74セーブ、防御率2.85を記録している。もしローテーションで先発を務めることになれば、2018年にピッツバーグ・パイレーツで4試合に先発して以来となる。

メッツの今季開幕戦は、3月28日。ヒューストン・アストロズと対戦する。

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