オラスクアガ戦に敗れ3階級制覇を逃した京口紘人 試合を終え、11回の不運なダウンや今後ついて言及

パンチ技術では王者を上回るパフォーマンスを見せた京口 photo/Getty Images

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YouTubeチャンネルを更新

プロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人が自身のYouTubeチャンネルを更新し、13日に行われた世界戦を振り返った。

京口は、その試合でWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガに挑戦し、惜しくも判定で敗れ、3階級制覇を逃していた。

更新された動画ではまず「皆さん応援ありがとうございました」と感謝の言葉を述べると、11回に起きた不運なダウンについても言及した。そのダウンシーンでは、オラスクアガのアッパーが京口の顎と肩の間を擦り、カウンターで京口がパンチを放ったところ、その腕を振り抜いた勢いでバランスを崩し、リングに片膝をついてしまったようだったが、審判はダウンと見做した。ただその瞬間を目撃していた観客の多くはダウン判定には納得していなかった。会場のモニターにスローリプレイが映し出された際には、大きなブーイングが起こっていた。
それでも京口は、そのシーンについて「戦っていた自分とすればスリップかな? と思ったんですけど、仕方ない。ダウンポイントが大きいと思ったし、厳しくなったけどジャッジが全て」と潔さを見せた。

そして対戦したオラスクアガに対しては「チャンピオンは強かった。予想以上にパンチ力があって、今まで以上にガード締めて、頭を振って、足の位置を変えることに集中した。パンチも硬かったので、空振りさせることも意識していた。そこは上手く戦えた」と手応えを感じた部分があったと語った。それだけに今回の惜しい敗戦は、今後のキャリア続行を期待してしまう。

京口は今後については「保留」とし、「若い時よりも応援してくれる人の気持ちを感じれるようになった。今はサポートしてくれた人や会いたい人にも挨拶して、家族とゆっくりしたい」とひとまず休養に入ることを明かした。

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