寺地に敗れ王座陥落のユーリ阿久井 TKO負けの最終ラウンドは「ここをとった方が勝ち。倒しにいった」と振り返る

11回までのスコアはユーリ阿久井が寺地を上回っていた photo/Getty Images

続きを見る

試合後は病院へ直行

WBC・WBA世界フライ級王座統一戦でWBC王者の寺地拳四朗にTKO負けし、WBA王座陥落したユーリ阿久井政悟が会見で試合を振り返った。

試合は、寺地の圧倒勝利宣言通りには行かず、ユーリが序盤から寺地と互角以上の戦いを見せた。中盤以降、徐々に寺地が盛り返し、最終ラウンドで寺地の激しいラッシュを浴びてTKO負けとなった。

試合後、ユーリは上唇を大きく切って病院に直行。2針縫合しその後、自身のSNSでは「何とか生きてます。応援ありがとうございました」と投稿していた。
そしてこの日の会見では、最終ラウンドについて「ここをとった方が勝ち。倒しにいった」と語り、「調子はよかった。昨日だけ拳四朗選手を上回ってやろうと全力でいったが、最後にいいのを食らってしまった」と悔しさを滲ませた。

ユーリは、以前から減量苦を語っており、スーパーフライ級への転向も示唆していた。それについては「今後はまだ分からない。まずは家族との時間を大事にしてゆっくりして考えたい」と述べるにとどまった。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ