下位相手に2週連続未勝利のバイエルン 現地メディアはエースと指揮官を酷評

ウニオン戦後のバイエルンの選手達 photo/Getty Images

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終始圧倒するもドロー決着

15日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第26節でウニオン・ベルリンと対戦し、1-1で引き分けた。

ここまで勝ち点62で首位に立つバイエルンは、序盤から13位ウニオンを自陣ゴール前に押し込めて優位に試合を進めたが、守りを固めたウニオン相手に終盤までゴールを奪うことができない。

75分に右サイドを突破したヨシプ・スタニシッチからの折り返しをレロイ・サネが決めてようやく先制したが、その9分後の84分にゴール前のこぼれ球をウニオンのベネディクト・ホラーバッハに押し込まれて失点。圧倒的に試合を支配しながらドロー決着に終わり、勝ち点1を得るにとどまった。
試合後、ドイツ紙『Bild』はバイエルンの各選手達とヴァンサン・コンパニ監督を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点。ここまでリーグ戦では21ゴールを記録しているがウニオン戦では無得点に終わったエースのハリー・ケインには落第点と言われる評価点5がつけられ、さらに「相手ペナルティエリア内でほとんど危険な場面を作れていなかった。パスに関しても、彼らしくないミスが幾つかあった」との寸評を掲載している。

また、同紙はコンパニ監督の采配もケイン同様に評価点5とし、以下のような寸評を加えている。

「ウニオンを打ち破るための正しいプランとエネルギーをチームに与えることができていなかった。それに加えてスターティングメンバーの選考ではレロイ・サネの代わりにセルジ・ニャブリを先発させるというミスを犯した」

これでバイエルンは前節ボーフム戦(2-3)に続いてリーグ戦では2試合連続未勝利となった。16日に予定されているシュツットガルト対レヴァークーゼンの試合でレヴァークーゼンが勝利した場合、2位の彼らと首位バイエルンとの勝ち点差は6ポイントに縮まる。

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