F1王者フェルスタッペンの引き抜きを画策していたマクラーレンだったが…… 「高額な移籍金に即撤退」 

レッドブルのフェルスタッペン Photo/Getty Images

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裏話だ

マックス・フェルスタッペンは、マクラーレンが自身の獲得を諦めた理由について「高額な移籍金」がネックになったと語っている。『Mirror』が伝えている。

マクラーレンのCEO、ザク・ブラウン氏は、オーストラリアGPの際、フェルスタッペンの獲得を検討していたことを認めたという。しかし、同選手はレッドブルに残留し、5年連続のF1ドライバーズタイトル獲得を目指している。フェルスタッペンはランド・ノリスとチームメイトになる可能性をなぜ断ったのかを尋ねられた際、自身のマネージャーであるレイモンド・フェルミューレン氏とマクラーレンのブラウン氏との会話は短いものだったことを明かし、以下のように語った。

「(ブラウンは)私に直接電話もしなかった。でも、交渉は長く続かなかったと思う。獲得にいくら支払わなければならないかを知ったとき、すぐに終わったんだ」
フェルスタッペンは、高給取りのドライバーであり、4000万ポンド(約77億円)の年棒に加え、トラックでの圧倒的な強さによってボーナスも獲得している。また、契約は2028年シーズン末まで残っており、給与と契約期間の長さを組み合わせると、獲得を目指すチームに対してレッドブルは非常に強力な交渉の立場に立つことになるだろう。いずれにせよ、マクラーレンは支払うことを検討する気はなかったようだ。

代わりに、マクラーレンはオスカー・ピアストリに新しい契約を提示し、ノリスも長期契約を結んでおり、スポーツ界で最高の若手ドライバー2人を確保したとされている。ブラウン氏の判断が今後、どのように影響してくるのだろうか。注目が集まる。

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