「こんな遠くからのヘディングは見たことない」「競り合い全部勝ってる」32歳ビッグ・ダン・バーンはジョーディの伝説に “デカすぎる”ヘディング弾でカラバオ杯制覇に大貢献!

ニューカッスルDFダン・バーン Photo/Getty Images

本人は「本当に変な気分」と当惑

カラバオカップ決勝、リヴァプールとニューカッスルの一戦は1-2でニューカッスルの勝利に終わった。

先制弾を叩き込んだのはニューカッスルDFダン・バーンだ。前半終了間際にキーラン・トリッピアーのコーナーキックを頭で合わせ、ゴール左へと叩き込んだ。ペナルティスポットの向こうからニョキっと頭を出した2m近いバーンが圧倒的な高さで空中戦を制した。

マークについていたアレクシス・マクアリスターとのミスマッチも指摘されているが、試合後、リヴァプールのアルネ・スロット監督はフィルジル・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテによるゾーンカバーと、その他のマーカーによる守備のやり方を説明。マクアリスターはマークにいく選手の1人だったが、あんなに遠くからのヘディングは見たことがなく、想定していなかったと語った。

Xでも「なんというヘディング!」「競り合い全部勝ってる」と驚きが広がったようだ。

ニューカッスルの地元紙『Chronicle Live』によれば、バーンは自身の得点でタイトル獲得に貢献できたことに対し、まだ実感が湧かない、妙な気分だと語っている。

「本当に変な気分だよ。感覚が麻痺しているような感じがする。なんの感情もまだ湧いてこない。何かを感じたいのに、なかなか実感が湧かないんだ。うまくいけば、実感が湧いてくると思うよ」

「僕はニューカッスル出身で、このチームの一員であることを本当に誇りに思っている。このチームで何かを勝ち取ることができなかったら本当に残念だと以前にも言った。そのためには、リヴァプール相手に完璧なパフォーマンスをしなければならなかった」

ジョーディ(ニューカッスル地元民、またはニューカッスルファンのことをこう呼ぶ)でもあるバーンは32歳にしてイングランド代表に初招集されたばかり。今度は自身の得点でタイトルに貢献と、彼にとってまさに驚きの1週間だ。リーグカップの歴史に刻まれた一発で、ビッグ・ダン・バーンはジョーディの伝説として名を残すことになった。





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