武居由樹の防衛戦仕切り直しは5・28に決定 会見で回復状況は「ほぼ完璧」、他の日本人王者に対しては「並んでやるというか、追い越してやるという気持ち」と語る

K-1から転向してボクシングの世界王者となった武居(写真本人インスタグラムより)

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相手は同級8位のユッタポン

WBO世界バンタム級王者・武居由樹の2度目の防衛戦の日程が5月28日に決まった。

武居は、1月24日に東京・有明アリーナで同級8位のユッタポン・トンディと対戦予定だったが、12月上旬のスパーリングで負傷し、右肩関節唇損傷と診断されたため試合が中止となっていた。今回の試合は、その仕切り直しとして対戦相手は変わらずユッタポンとなる。

17日、発表を行った大橋ジムが横浜市内のホテルで会見。その武居の試合は、ダブル世界戦興行のメインイベントの一試合として、横浜BUNTAIで行われる。もう一つのタイトルマッチは、IBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法が同級1位のエドアルド・ヌニェスと王座決定戦で世界初挑戦する。
会見に登場した武居は「本当にお待たせしてすみませんでした」と謝罪の言葉を口にすると、続けて「たくさんの方に迷惑をかけてしまったので、この試合で信用を取り戻したい。バンタム級トップの人たちが盛り上がっていて、自分は少し出遅れたかなと思う。この試合はしっかり勝ちたい。並んでやるというか、追い越してやるという気持ちでいる」と抱負を述べた。

またケガの状態については「ほぼ完璧に治った。ケガ前より体の調子も凄く良い」と影響がないことをアピールした。

ちなみに横浜BUNTAIでボクシングの興行が行われるのは初めてとなる。ライバルひしめくバンタム級にて、武居が見事V2達成なるか注目される。

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