ドジャースのムーキー・ベッツ、回復傾向から一転、開幕シリーズ欠場の見通し ロバーツ監督は早めの帰国も検討中か

MVPトリオの一人として打線をさせるベッツ photo/Getty Images

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ドジャースにとっては痛手

ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が18、19日に東京ドームで行われるシカゴ・カブスとの開幕シリーズを欠場する見込みとなった。

『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、デーブ・ロバーツ監督が「回復を継続させるために、彼を早めにロサンゼルスに戻すことを検討している」と語ったという。

ベッツは来日前から体調不良を訴えており、14日に東京ドームで行われた公式練習には姿を見せなかった。15日の巨人戦、16日の阪神戦も欠場したが、試合前の練習には参加し、軽くノックを受ける姿も目撃され、回復傾向にあると見られていた。また同日の試合後に行われた大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3選手が主催した食事会にも出席。集合写真には彼の笑顔も見られた。
ベッツの欠場について取材に応じたアーロン・ベーツ打撃コーチは「ベッツが体重を落としたから、そのあたりが気にかかっている」と体調不良により体重を落としていたこと明かしていた。『Los Angeles Times』によれば、約6.8キロも体重が落ちたと報じている。

病名などは明かされていないが、もし報道が本当であれば、約一週間で7キロ近くも体重が落ちるのは軽い症状とは言い難い。回復傾向にあるとしても、まずは万全の状態に戻すことが最優先事項であることも納得できる。

果たしてこのままベッツは日本でプレイをしないまま帰国することになるのか、今後の動向に注目したい。

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