わずかに残るブンデス連覇の可能性にかけるレヴァークーゼン 指揮官「バイエルンにできる限りプレッシャーかけたい」

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

続きを見る

1-3から敵地で逆転勝利

16日(現地時間)、レヴァークーゼンはブンデスリーガ第26節でシュツットガルトと対戦し、4-3で勝利した。

60分までに1-3と2点ビハインドで敗色濃厚だったレヴァークーゼンは、68分にピエロ・インカピエのゴールで1点差に詰め寄ると終盤88分にシュツットガルトのオウンゴールで3-3の追いつき、さらに後半アディショナルタイム4分には右サイドをドリブル突破したジェレミー・フリンポンが上げたクロスボールにパトリック・シックが頭で合わせて逆転ゴールを記録。昨シーズン中に何度も見せてきた試合終盤での怒涛の追い上げで勝ち点3を獲得した。

この結果、前日15日に首位バイエルン・ミュンヘンがウニオン・ベルリンと1-1で引き分けていたため、彼らと2位レヴァークーゼンとの勝ち点差は6ポイントに縮まった。この勝ち点差とリーグ戦の残り試合数が8試合ということを考え合わせると、レヴァークーゼンの逆転でのリーグタイトル連覇の可能性は、まだわずかではあるが残されていると言えるだろう。
ウニオン戦後、現地メディアの取材に応じたシャビ・アロンソ監督もリーグ優勝が厳しい状況になっていることは認めつつ、可能性がある限り諦めるつもりはないと強調している。

「我々はできる限りのプレッシャーをバイエルンにかけ続けるつもりだ。まだ8試合あることは分かっているし、全力を尽くすよ。それが我々の目標だ。タイトルについては我々が決められるものではない。残りの試合を全て勝って、あとはバイエルンの結果を待たないといけない」(ドイツ紙『Bild』より)

果たしてレヴァークーゼンはブンデスリーガ史上稀にみる大逆転劇を起こすことができるのだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ