カラフィオーリ、ザークツィー、チアゴ・モッタまで失ったのに…… 今季も4位まで上がってきたボローニャ驚きの強さ

先日はラツィオを5発粉砕 photo/Getty Images

ラツィオ指揮官も強すぎたと脱帽

ユヴェントスが連敗で勝ち点を落とす中、セリエAの4位に上がってきたのがボローニャだ。今節は同じくトップ4を争うラツィオを5-0で粉砕しており、さすがにここまで点差がつくとは予想外だったか。

試合後にはラツィオの指揮官マルコ・バローニも脱帽。ボローニャが強すぎたと振り返っている。

「前半は我々が優勢かと思えたが、後半は相手がその2倍となるスピードで仕掛けてきたね。3失点目を喫したところでメンタルが崩れてしまった。今日はボローニャが強すぎたよ」(『DAZN』より)。

ボローニャにとって今季は難しいシーズンになるはずだった。昨季は5位に入ったが、開幕前にはDFリッカルド・カラフィオーリがアーセナル、FWジョシュア・ザークツィーがマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれており、ボローニャは攻守の要を失った。

さらに指揮官チアゴ・モッタもユヴェントスに引き抜かれており、今季からはフィオレンティーナを指揮していたヴィンチェンツォ・イタリアーノを招聘。攻守の要退団&指揮官交代は大きな衝撃だったはずだが、ボローニャは昨季に続いて今季もトップ4争いに顔を出している。

攻撃面ではチームを引っ張ってきたFWリッカルド・オルソリーニがリーグ戦10ゴールと結果を出していることに加え、今季は20歳と若いアルゼンチン人FWサンティアゴ・カストロが8ゴールとブレイク。他には昨季1ゴールしか決められなかったスイス代表FWダン・エンドイェも7ゴールと躍動。

今季も欧州カップ戦出場権獲得となれば快挙だが、ラツィオを5発粉砕した力は本物だ。

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