パドレス・ダルビッシュが投球プログラムを一時中断 練習再開時期や開幕ローテへの影響は不透明

昨季ポストシーズンで巧みな投球術を披露したダルビッシュ photo/Getty Images

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全身疲労が原因

サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手の開幕が遅れる可能性が出てきたようだ。

MLB公式サイトによると、ここ二日間、ダルビッシュは投球プログラムを一時中断。その理由について、マイク・シルト監督が全身疲労のためと説明したという。また同監督は「毎日の状態を見ながら判断している。数日間の休養を取ったので、今後の反応やメディカル面の評価を見ていく」と述べるにとどまり、投球練習再開の時期や開幕ローテーション入りへの影響については明らかにならなかった。

そのダルビッシュは日本時間14日に、カンザスシティ・ロイヤルズとのオープン戦に先発し、4回54球を投げた。試合後には中4日登板だったことに、冗談ながら「もう歳なんで虐待だなって」と口にしていた。昨季は首や股関節、肘のケガによる影響で、わずか16試合の登板にとどまり、不本意なシーズンだった。それだけに大きな故障だけは、避けたいところ。
ただ今回は負傷したというわけではなく、健康を最優先に考えた慎重な対応と見られる。今後の動向に注目したい。

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