夏のターゲットはチェルシーのドリブラー? ACミランがマドゥエケ獲得に興味

チェルシーでプレイするマドゥエケ photo/Getty Images

レンタル移籍が現実的か

ACミランは今夏の移籍市場でチェルシーに所属するFWノニ・マドゥエケ(23)の獲得に興味を持っているようだ。『FICHAJES』が報じている。

2023年冬にPSVからチェルシーにやってきた同選手。昨シーズンは公式戦34試合で8ゴール4アシスト、そして今シーズンはここまで公式戦28試合で8ゴール4アシストをマークするなど、マドゥエケはチェルシーの攻撃を牽引する選手の1人だ。しかし、パフォーマンスの一貫性をエンツォ・マレスカ監督に指摘されることもあり、チェルシーで絶対的な地位を築くまでには至っていない。

そんななか、ミランはチームの攻撃陣を強化するオプションとしてマドゥエケに熱視線を送っている模様。同クラブはマドゥエケのプレイスタイルがセリエAに合うと確信しており、同選手のスピードに乗ったドリブルがチームに違いをもたらすと考えているようだ。

しかし、現行契約を2030年6月まで残す同選手の獲得は簡単ではない。ミランはマドゥエケ獲得のために様々な選択肢を現在探しているようだが、同メディアはチェルシーが同選手の完全移籍を容認する場合は多額の移籍金を要求することが濃厚のため、レンタル移籍が現実的な道になるだろうと推測している。

チェルシーは今夏も大幅な人員整理を行うことが予想されているが、まずは構想外になっている選手や現在レンタル移籍している選手たちの去就から決めていく可能性が高い。また他にも出場機会を求めるクリストファー・エンクンクやキアナン・デューズバリー・ホールといった選手らの去就も注目されている。

ミランは今後もマドゥエケの状況を注視し続けるようだが、若きドリブラーの獲得へ本腰を入れることはあるのか、今後の動きに注目だ。

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