ブルーノ・フェルナンデスはもうユナイテッドを去るべきとジョー・コール氏 「チームを前進させているのに、批判ばかり受けているのはどんな気分だろう」

チームを引っ張るB・フェルナンデス Photo/Getty Images

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彼ならどのクラブでもやれる

マンチェスター・ユナイテッドでキャプテンマークを巻くブルーノ・フェルナンデスは、類稀なテクニックで下位に沈む名門を引っ張っているが、リーダーシップがないと批判を受けることも多い選手だ。クラブOBのロイ・キーン氏も「ブルーノは戦士ではない」「才能だけでは十分じゃない」と、先月『The Overlap』で怒り散らしていた。

そんな状況を受け、元イングランド代表MFジョー・コール氏は、もうブルーノはユナイテッドを去るべきではないかと『Puddy Power』で語っている。

「もし私はブルーノ・フェルナンデスだったら、マンチェスター・ユナイテッドからの移籍を絶対に探している。彼は第一線で活躍する選手だが、誰からも矢を向けられている。彼は夜、家に帰って、チームで自分の役割を果たしているのは自分だけなのに、なぜ皆が彼を外そうとするのか不思議に思うに違いない。他にうまくやっている選手もいるが、彼は文字通りこの危機的状況でチームを引っ張っているのに」
「結局、ブルーノがユナイテッドを去り、彼らが再びトップに返り咲いたとき、彼らはこの時代を振り返るだろう。そして、そこで唯一輝いた光はブルーノ・フェルナンデスなんだ。彼は素晴らしいサッカー選手で、ほとんどのチームで活躍できるだろう。だが、これまでのキャリアでリーグ優勝はしていないと思う。マンチェスター・ユナイテッドで実力を発揮してきたのだから、トップチームでプレイできるということを自ら証明する必要がある」

「彼はオーナー、ファン、そして監督から花束をもらってクラブを去るべきだ。なぜなら、彼は批判ばかり受けているからだ。それはマンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手である以上当然のことだが、ゴールやアシストを決め、チームを前進させているにもかかわらず、批判ばかり受けているのはどんな気分だろう」

B・フェルナンデスは今季、公式戦で16ゴール14アシストを記録している。ゴール、アシストともに、ユナイテッドの他のどの選手よりも多い。しかしチームの状況はあまり上向かず、小うるさいOBは批判ばかり。たしかにコール氏のいうように、嫌気がさして移籍しても不思議ではない状況だ。

公式戦ここ3試合ではいずれも得点をあげ、5ゴール2アシストとまさにチームを引っ張っているB・フェルナンデス。彼に“報い”が訪れるときはいつになるだろうか。


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