「予選では事実上無敵」「圧倒的な勝利を収めるだろう」日本代表のW杯出場が懸かるバーレーン戦を英メディアが展望

2025年03月20日(木) 12時01分配信

世界最速のW杯出場がかかる日本代表 Photo/Getty Images

前回の試合では5−0と圧勝

森保一監督率いるサッカー日本代表は20日、ワールドカップ北中米大会アジア最終予選のバーレーン戦を迎える。この試合に勝利すれば8大会連続8回目のワールドカップ出場が決定する。

ここまで5勝1分け無敗勝ち点16でグループ首位を独走する日本代表。勝てば世界最速でのワールドカップ出場が懸かる中、英メディア『SPORTS MOLE』がプレビュー記事を掲載。ここまでの日本代表の戦いぶりと、この試合の展望を語っている。

同メディアは日本がカタールワールドカップのクロアチア戦以降、26試合で21勝を収めていることを評価。特に今回の予選では他国を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけており、この試合の結果でワールドカップ出場が懸かっていることも伝えている。その上で、対戦相手のバーレーンにも注目しており、「バーレーンはグループ上位4位以内に入るチャンスをかけて戦っているため、森保監督はバーレーンとの対戦が決して楽な勝利ではないことを認識しているだろう。バーレーンも木曜日の対戦に向けて好調を維持しており、過去5試合で4勝1敗の成績を収めている。この中には、決勝でオマーンを2対1で破ったガルフカップのトロフィーを掲げた決勝戦の記録も含まれている」とし、昨年末から年明けにかけて行われた中東湾岸地域の大会、ガルフカップで優勝したチームとの対戦は難しい試合になるだろうと予測している。

一方で前回9月に行われたアウェイでの試合では日本が5−0と快勝しており、直近5試合でバーレーンが日本に勝利していないことも言及。「今回の試合ではワールドカップ出場権獲得の可能性が懸かっているため、森保監督は三笘薫や久保建英といったおなじみの強力なメンバーをいつものように起用するだろう。上田綺世も、伊藤洋輝も負傷による長期離脱からチームに復帰した」と説明し、「日本はワールドカップ予選で事実上無敵であり、前回の対戦では5-0で勝利しており、今回の試合でもホームの日本が同様に圧倒的な勝利を収めるだろう」と日本の圧勝を予想。予想スコアを「4−0」とした。

バーレーンは今回の予選で初戦オーストラリア相手に金星を挙げたものの、続く日本戦で5−0と完敗。一気に失意に落とされ、以降は引き分けが多くここまで1勝3分2敗と失速気味であった。しかしこの間に行われたガルフカップでは、同じグループのサウジアラビアに勝利するなど好調を見せており、大会優勝したことで復活。その勢いのまま今回の試合に挑んでくることは少し厄介なところ。また現状2位以下が混戦となっており、現在4位であるバーレーンにも出場のチャンスがあることからモチベーションも高い状態で臨んでくるだろう。選手の質やFIFAランキングでも日本が圧倒的に優位な立場にいることは間違いないが、油断をすれば痛い目に遭うのも事実。ここは難なく勝利していち早くワールドカップ出場を決めたいところだ。

試合は19時35分にキックオフされる。