森保ジャパンが“世界最速”でW杯出場権獲得! 久保建英が圧巻の1G1Aでバーレーンを撃破 8大会連続8回目のW杯出場が決定

先制ゴールを喜ぶ日本代表 photo/Getty Images

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バーレーンに苦戦を強いられるが

20日、日本代表はW杯アジア最終予選第7節でバーレーン代表と対戦した。ここまで森保ジャパンは最終予選で5勝1分で首位を独走中。22ゴール2失点という圧巻の強さでここまで勝ち進んでおり、ホームで行われるバーレーン戦で勝利すれば8大会連続8回目のワールドカップ出場が決定。引き分けでもインドネシア代表とサウジアラビア代表の試合結果次第でも出場権を獲得できる。

世界最速での出場権獲得に挑む森保ジャパンのスタメンはGK鈴木彩艶、3バックは瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝、2ボランチは遠藤航、守田英正、WBは左に三笘薫、右に堂安律という並びに。2シャドーには南野拓実と久保建英、そしてワントップには上田綺世が選ばれている。

序盤はボールを握るバーレーンペースで試合が進むと、5分左サイドからのクロスをアブド・アル・ジャバルに合わせられ、シュートを許すもこれは枠外に。ファーストシュートはバーレーン。
7分日本に決定機が。クリアボールを拾った遠藤が中へ走りこむ久保へスルーパス。PA内でボールを受けた久保に絶好のチャンスが訪れるも、これはバーレーンDFのナイスブロックに阻まれる。しかし、これで獲得したCKから得点が生まれる。久保がファーへクロスを上げると、板倉がヘディングで折り返し、最後は遠藤が押し込む。日本が9分先制に成功かと思われたが、VARの結果、遠藤の前に触っていた上田のハンドをとられノーゴールになってしまう。

ボールを保持できるようになってきた日本は南野、堂安が積極的にディフェンスラインの裏へ飛び出し、ロングボールからチャンスを伺う。しかしバーレーンのコンパクトな陣形を崩すことはできず、3バックがボールを保持する時間が長くなり、なかなかシュートまで持っていけない。

そんななか、40分久保が左サイドに展開すると、三笘が右足アウトサイドでダイレクトクロス。これに上田が反応し、シュートを放つがバーレーンDFのナイスブロックに再び阻まれる。45分には守田のスルーパスに抜け出した三笘がシュートを狙うが、枠を捉えることはできず。

時間が経つにつれ日本がボールを握る時間が長くなったが、得点は奪えず。スコアレスで前半を折り返す。

日本は後半から守田に代えて田中碧を投入する。48分にはロングボールを収めた上田から南野にボールが渡ると三笘へスルーパスを送るが、あと一歩届かず。最前線の上田が今日はポストプレイで存在感を放つ。

後半も日本がボールを持ちながら試合を進めるも攻めあぐねていると、62分堂安と南野に代え、伊東と鎌田を投入し、流れを変えようと試みる。

65分ついに試合が動く。伊藤が上田に楔のパスをつけると、ターンから裏へ走り込んだ久保へスルーパス。抜け出した久保は後方から走ってきた鎌田へパスを送ると、冷静にGKとの一対一を冷静に沈め待望の先制ゴールが生まれた。

75分に日本は選手交代。三笘を下げて中村を投入する。77分にはFKからバーレーンにシュートを許すもこれは鈴木がしっかりとキャッチ。点が必要なバーレーンは攻勢を強めるが、日本も集中したディフェンスを見せる。

84分には左サイドに流れていた久保がカットインから右足を振り抜くも、これはバーレーンGKがビッグセーブを見せる。日本は上田に代えて85分に町野をピッチに送り込む。すると86分、ショートコーナーから久保がニアをぶち抜き貴重な追加点をマークする。

2点にリードを広げた日本はその後も冷静に試合を進め、バーレーンに2-0で勝利。世界最速でのW杯出場権を手にした。

[スコア]
日本 2-0 バーレーン

[得点者]
日本
鎌田大地(66分)、久保建英(86分)

バーレーン

日本
鈴木彩艶、瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝、遠藤航、守田英正(→田中碧 46分)、三笘薫(→中村敬斗 75分)、堂安律(→伊東純也 62分)、南野拓実(→鎌田大地 62分)、久保建英、上田綺世(→町野修斗 85分)


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