「レスター戦前の朝の散歩中にアナリストの1人が……」 アーセナルFWメリーノが明かすCFコンバート秘話

アーセナルのメリーノ photo/Getty Images

続きを見る

ハフェルツ不在の穴を埋めた

今季は本職ストライカー不在でシーズンに臨み、CFにはカイ・ハフェルツを起用してきたアーセナル。ドイツ代表FWはリーグ戦で9ゴールを決め、193cmの長身を生かしたポストプレイでチームに貢献している。

しかし、2月に行われたドバイキャンプ中にハムストリングを負傷してしまい、現在も離脱している。

WGやCFでプレイするガブリエウ・ジェズスも怪我で戦列から離れており、ミケル・アルテタ監督はレアル・ソシエダから獲得したミケル・メリーノのCFへのコンバートを決断。これがハマり、プレミアリーグ第25節レスター戦で2ゴール、チェルシーとの第29節でも得点を挙げている。
『TheGuardian』ではCFの新たな選択肢となったメリーノにインタビューを実施。コンバートされた経緯を明かしている。

「ドバイでのキャンプ中にハフェルツが不運にも負傷してしまったんだ。負傷者が続出し、攻撃陣に人がいなかった」

「SNSや友人たちからは私が前線でプレイするといわれていて、ただただ笑ってしまった。でも、レスター戦の朝の散歩中にアナリストの1人がFW、偽9番としてプレイすることに言及したんだ。彼は私にそれについてどう思うかと聞いてきた。だから私はこう答えたんだ『あなたが望むなら』と」

「彼ら(クラブスタッフ)はわざと私に最後まで知らせなかったんだと思います。早めに知らせないことで、彼らは『ストレス』を取り除いてくれました」

「もし、彼らがもっと早く教えていれば、私は考えすぎていたと思う。実際には彼らが教えてくれたのは遅く、そのため私はあまり考えず、流れに身を任せて(レスター戦で)2ゴールを決めたんだ」

現在のリーグ戦では第26節ウェストハム戦から4試合連続でCFとして先発フル出場しているメリーノ。夏の移籍市場でアーセナルはストライカーの獲得に動いているようだが、今後もメリーノのCF起用はアルテタ監督の重要なオプションになるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ