バイエルンワールドチームのメンバーだった18歳中国人選手が死亡 トレーニング中に頭部を打つ事故

若い才能が失われてしまった Photo/Getty Images

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中国の世代別代表にも

バイエルン・ミュンヘンは、世界的な才能を育成することを目的としたバイエルン・ワールドチームの一員である中国人選手グオ・ジャシュアンが、トレーニング中の事故によって亡くなったことを発表した。19歳の誕生日を目前に控えた18歳だった。

グオは2月6日のスペインでのトレーニング中に起きた悲劇的な事故で重度の頭部外傷を負ったという。クラブが公式に発表した。

英『Daily Mail』によれば、練習試合中に相手選手の膝が頭に当たったという。グオはくも膜下出血を患っており、昏睡状態に。地元の病院で治療を受けていたが、脳機能はまったく失われていたという。家族にも事故のことが知らされ、北京の病院に移送されたのちに亡くなった。
バイエルンは同選手の逝去にあたり、次のように追悼文を発表している。

「FCバイエルンは、母国中国で亡くなった元ワールドチーム選手のグオ・ジャシュアンの死を悼んでいます。彼は2月6日、スペインでのトレーニング試合中に起きた悲劇的な事故による重度の頭部損傷の影響で亡くなりました。クラブの想いは彼の家族、友人とともにあります」

「センターバックの彼は、世界中の才能ある選手たちにプロサッカーで活躍するチャンスを与える2023年のバイエルンワールドチームのメンバーでした。ジャシュアンは中国のユース代表チームにも所属していました」

グオは中国U-17の代表にも選ばれている。

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