ドイツがイタリアの堅守を崩し逆転勝利!指揮官の采配が見事的中しNLベスト4進出へ前進

ゴールを決めたクラインディーンスト(中) photo/Getty Images

伝統国同士の熱戦

20日(現地時間)、ドイツ代表はUEFAネーションズリーグ準々決勝1stレグでイタリア代表と対戦し、2-1で勝利した。

ともに4度のワールドカップ優勝を経験している伝統国同士の対戦は、ホームのイタリアが先手を奪う。9分、後方からのスルーパスに反応して右サイドからドイツ守備陣の背後に抜け出したマッテオ・ポリターノがゴール前にグラウンダーのクロスを供給。ドイツのアントニオ・リュディガーが足に当ててこぼれたボールをゴール前に走り込んでいたサンドロ・トナーリが右足で押し込み、イタリアが先制する。

その後、ドイツはボール支配率で上回り、イタリアを自陣に押し込みながら同点の機会を狙ったがイタリア伝統の堅守を崩すことはできず、前半はイタリアが1点リードして折り返す。

後半開始前、ドイツのユリアン・ナーゲルスマン監督はヨナタン・ブルカルトに代えてティム・クラインディーンストを投入。すると後半開始早々の49分、ヨシュア・キミッヒが右サイドから上げたセンタリングをそのクラインディーンストがゴール前ヘディングで合わせ、ゴールを記録。ボルシアMGのエースストライカーが早速結果を出してドイツが1-1の同点に追いつく。

同点後、さらに攻勢を強めたドイツは76分、ついに試合を引っくり返す。左サイドからのコーナーキックの場面で、ゴール前に蹴り込まれたボールに反応したレオン・ゴレツカがニアサイドに走り込みながらヘディングシュート。これが逆サイドのサイドネットに吸い込まれ、ドイツが逆転に成功する。

イタリアも失点直後に攻勢に転じたがドイツの守りを崩すことはできず、試合は2-1で終了。ドイツが敵地で勝利を収め、準決勝進出に向けて一歩前へ出た。

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