豪州はインドネシアに大勝、イランはW杯出場に王手! 最終予選各国の状況は……?

W杯出場に王手がかかったイラン代表 photo/Getty Images

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各地で熱戦が繰り広げられる

3月20日にワールドカップ北中米大会アジア最終予選が各地で行われた。グループCの日本はホームでバーレーンと対戦し2−0で勝利。世界最速でW杯出場を果たした。

同じグループCでは、オーストラリアがホームでインドネシアに5−1で大勝。サウジアラビアもホームで中国に1−0と勝利し、共に勝ち点3を積み上げた。この結果、オーストラリアが勝ち点10で2位、サウジアラビアが勝ち点9で3位となり、出場残り1枠を争う戦いで両国が1歩リード。しかしあと3試合残っていることもありまだまだ目の離せない展開となりそうだ。

グループBでは首位の韓国がホームでオマーンに1-1のドロー。うまくいけばこの3月シリーズで出場が決まる可能性があったが、6月シリーズまで持ち越しに。その韓国を追う2位イラクはホームでクウェートに大苦戦。試合終盤まで2点をリードされる展開となったが、後半アディショナルタイムに2得点を挙げなんとかドローに持ち堪えた。3位のヨルダンはホームでパレスチナに3-1で勝利し得失点差でイラクを抜いて2位に浮上。韓国が勝ち点15で首位、2位ヨルダン、3位イラクは共に勝ち点12で並び、出場2枠の争いはこの3つに絞られてきた。次節では韓国とヨルダンの直接対決が待ち受けている。
グループAでは首位イランが3位UAEに1−0で勝利。2位のウズベキスタンもキルギスに同スコアで勝利し、お互い勝ち点3を積み上げた。イランは次節のホーム、ウズベキスタンとの試合にて引き分け以上であれば本大会出場が確定する。また、アジアカップ王者のカタールは北朝鮮に5−1と大勝。3位のUAEと勝ち点10で並び、次戦アウェイのキルギス戦に勝利すれば4位以上が確定する。なお5位キルギスと6位北朝鮮はストレートインできる2位以内に入る可能性が消滅したため、残りの3試合で4次予選進出を狙う。

最終予選は各グループ2位までが出場権を獲得。3、4位のチームは4次予選へ進み、6チームが2組に分かれ各組1位のチームが出場権を獲得。各組2位のチームはその後のアジアプレイオフに進みホーム&アウェイの直接対決にて勝者を決める。勝者は来年3月に行われる大陸間プレイオフに進む。

以下 各グループ順位表

【グループA】
1位 イラン 6勝1分 得失点9 勝ち点19
2位 ウズベキスタン 5勝1分1敗 得失点4 勝ち点16
3位 UAE 3勝1分3敗 得失点6 勝ち点10
4位 カタール 3勝1分3敗 得失点−3 勝ち点10
5位 キルギス 1勝6敗 得失点−8 勝ち点3
6位 北朝鮮 2分5敗 得失点−8 勝ち点2

【グループB】
1位 韓国 4勝3分 得失点7 勝ち点15
2位 ヨルダン 3勝3分1敗 得失点6 勝ち点12
3位 イラク 3勝3分1敗 得失点2 勝ち点12
4位 オマーン 2勝1分4敗 得失点-3 勝ち点7
5位 クウェート 5分2敗 得失点-6 勝ち点5
6位 パレスチナ 3分4敗 得失点-6 勝ち点3

【グループC】
1位 日本 6勝1分  得失点22 勝ち点19
2位 オーストラリア 2勝4分1敗 得失点5 勝ち点10
3位 サウジアラビア 2勝3分2敗 得失点-2 勝ち点9
4位 インドネシア 1勝3分3敗 得失点-7 勝ち点6
5位 バーレーン 1勝3分3敗 得失点-7 勝ち点6
6位 中国 2勝5敗 得失点-11 勝ち点6

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