アーセナルは来季どのストライカーを獲得すべきか 候補7人中、最適なのはオシムヘン!? 

今季はガラタサライでプレイするオシムヘン Photo/Getty Images

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得点力のあるセンターフォワードが足りない

アーセナルは現在プレミアリーグ2位に位置しているが、リーグタイトルは絶望的な状況にある。残り9試合で首位リヴァプールと勝ち点差が12あり、リヴァプールとの差をこれから埋めることは難しいと考えられる。

失敗の一因はアーセナルが点取り屋を擁していないことだと言われている。カイ・ハフェルツもガブリエウ・ジェズスもチームとリンクする力には優れているが、多くの得点をとるタイプではない。しかも両選手とも今季絶望の怪我を負ってチームを離脱してしまい、アーセナルは攻撃力不足に悩まされている。

英『THE Sun』は来季アーセナルはどのストライカーを獲得すべきかと、7人の候補をピックアップしている。スポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ、ガラタサライのヴィクター・オシムヘン、フランクフルトのウーゴ・エキティケ、ライプツィヒのベンヤミン・シェシュコ、ドルトムントのセール・ギラシ、ポルトのサム・オモロディオン、そしてイプスウィッチのリアム・デラップだ。
そもそもアーセナルのようなビッグクラブに加入できるストライカーという時点で候補はかなり限られるのだが、そのなかでも最適なのはオシムヘンではないかと同紙は報じている。

理由は、ナポリをセリエAのタイトルに導いた彼の経験と、狭いスペースでもボールを保持しながら、深い守備ブロックを崩すことができる能力にあるとされている。確かに4大リーグでリーグタイトルを獲得したという経験はオシムヘンしか持っていない。

そして狭いスペースでもボールを受けられる能力は、アーセナルの現在の状態を考えれば重要だ。アーセナルはボールを圧倒的に保持しながらも、今季は特に低い守備ブロックを崩すのに苦労してきた。オシムヘンの強いプレッシャーのもとでボールを受け、自らチャンスを作り出す能力はアーセナルの前線に欠けているものだ。ギェケレシュはもう少しスペースがあるときに真価を発揮し、シェシュコもボールを受けたときの技術力や忍耐力には成長の余地があると同紙は指摘している。

ガラタサライもビッグクラブであるとはいえ、オシムヘンはもう少し高いレベルのリーグでプレイしていてよい選手だ。果たしてアーセナルは来季いよいよストライカーを確保するのだろうか、そして、獲るのは誰になるのだろうか。


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