クロアチアの前に沈黙したフランス攻撃陣 現地メディアも酷評「存在してなかった」

クロアチア戦でのキリアン・ムバッペ(左) photo/Getty Images

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16本のシュート放つも無得点

20日(現地時間)、フランスはUEFAネーションズリーグ準々決勝1stレグでクロアチアと対戦し、0-2で敗れた。

リーグAグループ2を首位通過したフランスだったが、この日は26分にアンテ・ブディミルにヘディングシュートを決められてクロアチアに先制を許すと、前半終了間際にもイヴァン・ペリシッチにボレーシュートを決められ2点ビハインドで前半を終える苦しい展開に。後半に入って攻撃のギアを一段階上げて攻勢に転じたが、守りを固めたクロアチアのゴールをこじ開けることはできず敵地で完封負けを喫した。

試合後、フランメディアは代表チームのパフォーマンスを厳しく批判した記事を相次いで掲載。とりわけ主将のキリアン・ムバッペと所属先のパリ・サンジェルマンで好調のウスマン・デンベレに対しては、期待値が高かっただけに一層厳しい批判に晒されている。
「本当に失望する結果。ムバッペとデンベレが主な戦犯だが、彼らが唯一の原因でもない。なぜならフランスの攻撃陣は20日の夜には存在してなかったからだ」(フランス紙『Le Figaro』より)

「たくさんのシュートを放ち、そのうち枠内シュートも多かったが効果的ではなかった。ムバッペもデンベレも、所属先のクラブで今年初めから見せているような輝きを代表チームで披露することができなかった」(フランス紙『L'Equipe』より)

クロアチアとの準々決勝2ndレグは、23日にパリで行われる。フランスが逆転で準決勝への切符を勝ち取るためには最低でも2ゴールが必要であり、酷評された攻撃陣の奮起がカギになりそうだ。

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