トゥヘルはアタッカー陣のインパクト不足を指摘 初陣快勝もチームの出来には不満アリ

代表に復帰したラッシュフォードだったが、さほどのインパクトは残せなかった Photo/Getty Images

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もっとゴールに向かっていけと語る

2026年北中米W杯の欧州予選がスタートし、イングランド代表はアルバニア代表に2-0と勝利。初戦を飾った。

しかし、自身の初陣となったトーマス・トゥヘル監督はチームの出来に満足していないようだ。英『Mirror』などがコメントを伝えている。

「もっと良くできるし、もっと良くならなければならない。良いスタートは切った。パスを多く通し、エネルギーに満ち溢れていた。ボールを100%所持していた時間が7〜8分続いたが、相手は厚いブロックで守備を固めていて、なかなか疲れさせられなかった」
圧倒的にボールを保持していたイングランドだったが、アルバニアは堅固なブロックでスペースを消し、イングランドの攻撃を封じていた。

「EUROで見たすべての試合で、彼らはチャンスを与えず、ゴールも許さなかった。後半は我々のスピードが遅すぎたし、全体的にボールを持ってラインの後ろにもっと頻繁に入ることができなかったと感じた」

また、アタッカーたちにもインパクトが足りなかったと考えているようだ。

「(ラッシュフォードとフォーデンについて)我々はこれらのポジションについて、もっとインパクトが欲しいと思っている。そしてアンソニー(・ゴードン)とジャロッド(・ボーウェン)を試した。ドリブルを増やし、パスを減らして、もう少しインパクトが欲しい。ペナルティエリアに向かってアグレッシブに走る、それが全体的に欠けていた。チャンスはすべて、ラインの後ろへの小さな走りから生まれると思う。ジュード(・ベリンガム)は前半の最初のうちに良い走りを見せた」

アタッカー陣はインパクト不足だったと評したトゥヘル監督。一方でゴールを決めたマイルズ・ルイス・スケリー、それを演出したベリンガムについては賛辞を贈っている。ベリンガムに関しては「我々はジュードに特別なことを期待している。彼はこの責任を引き受ける準備ができていて、我々はそれをもっと見ることができる環境と体制を作らなければならない」と、彼をチームの中心に据える考えを明らかにした。


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