C・ロナウドがW杯を制する姿が見たいけど…… ポルトガルは40歳ロナウドの最前線起用にこだわるべきなのか

ポルトガルはデンマークに敗れた photo/Getty Images

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昨年のEUROでも不発だった

今のポルトガル代表は各ポジションにワールドクラスの選手を揃えており、若手実力者も多い。ただ、悩ましい問題もある。

40歳を迎えているFWクリスティアーノ・ロナウドをどこまで信用するかだ。ポルトガルは20日にネーションズリーグ準々決勝1stレグでデンマーク代表と対戦し、敵地で0-1と敗れている。ポルトガル代表監督のロベルト・マルティネスはこのゲームでもロナウドを最前線で起用し、フル出場させている。

このゲームに出場したことにより、ロナウドは代表デビューした2003年から22年連続で代表戦に出場したことになる。この継続性は見事だが、さすがに40歳を迎えて衰えを指摘する声もある。所属するサウジアラビアのアル・ナスルでは継続的にゴールを決めているが、当然ながらサウジアラビアのリーグレベルは欧州トップリーグより落ちる。2026ワールドカップ制覇へ向け、ロナウドの1トップ起用が正解なのかは微妙なところ。
スペイン『SPORT』はマルティネスがロナウドと心中する決意を固めていると伝えていて、マルティネスは昨夏のEURO2024でもロナウドを起用し続けた。しかしロナウドは無得点で大会を終えており、豪華な選手層とは対照的に攻撃面は物足りなさが残った。

リヴァプールFWディオゴ・ジョタ、パリ・サンジェルマンFWゴンサロ・ラモスなど、他にもセンターフォワードに入れる選手はいる。ロナウドがワールドカップのトロフィーを掲げるところを見たいと考えるサッカーファンは世界中にいるはずだが、果たしてロナウドの先発起用は正解なのか。

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