サンチョはマンUに戻れば“新たな道”が開ける? アモリムのもとで新しい役割を与えられる可能性

チェルシーへローン移籍中のサンチョ Photo/Getty Images

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戻るという選択肢も選べる

マンチェスター・ユナイテッドから今季チェルシーへとローン移籍しているFWジェイドン・サンチョ。買取義務つきのローン移籍となっているが、チェルシーは若干の金額をユナイテッドに支払って正式契約を解除することができるようで、サンチョの将来はまだ決まっていない。

今季前半は輝きを見せ、ローン移籍は成功かと思われたサンチョだが、ここ最近は成績が芳しくない。2カ月以上もゴールもアシストもなく、ノニ・マドゥエケの怪我の影響もあり先発は確保しているものの、パフォーマンスが批判を浴びることも。先日はチェルシーOBのウィリアム・ギャラス氏が「一貫性がない」と批判していた。

そのギャラス氏も「ユナイテッドへ戻ることを勧める」と発言していたが、そうすれば意外な道が開けるかもしれない。英『THE Sun』は、イングランドのユースチームでサンチョを指導したダン・ミッチェ氏の発言を紹介した。
「ジェイドンは左サイドの10番(シャドー)としてプレイすべきだ。ウイングバックとしてプレイする姿は想像できない。彼はそこでプレイできるかって? もちろんだ」

「実際、その方が彼には向いているかもしれない。自由になるという意味でね。タッチライン沿いでプレイすることは少なくなり、ピッチの中央でプレイすることが増え、ボールをもらった時の選択肢が増えるだろう」

ユナイテッドのルベン・アモリム監督は[3-4-3]の使い手だ。ミッチェ氏はサンチョをウィングバックではなく、シャドーに置くべきだとした。アモリム監督は今季ここにさまざまな選手を置いて試しているが、明快な正解は出ていない。サンチョならここにフィットするだろうと同氏は主張した。

サンチョと確執があったエリック・テン・ハーグ前監督ももういない。サンチョはユナイテッドでリスタートを切るべきなのだろうか。

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