アストン・ヴィラのサポーターも忘れている? 市場価値が“600万ユーロ”まで下落したブラジル人MFは来季どこへ行く

アストン・ヴィラからレンタル移籍を続けているコウチーニョ photo/Getty Images

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アストン・ヴィラの構想には入れないか

ウナイ・エメリの下で今季はチャンピオンズリーグ・ベスト8にも進出し、充実の時を過ごすアストン・ヴィラ。この流れを今後も続けていきたいところだが、来季のチーム構想へすっかり忘れられている者がいる。今季アストン・ヴィラから母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマにレンタル移籍しているブラジル人MFフィリペ・コウチーニョだ。

2022年にアストン・ヴィラに加入したコウチーニョだが、結果を残せぬままレンタル移籍を続けてきた。2023年にはカタールのアル・ドゥハイル、そして今季はヴァスコ・ダ・ガマにレンタル移籍しているが、ヴァスコ・ダ・ガマでも結果が出ているとは言い難い。

英『Birmingham Live』は、来季へコウチーニョのキャリアが見通せないものになっていると取り上げている。当初はヴァスコ・ダ・ガマに買取の意思があったようだが、ここへきて指揮官のファビオ・カリレは慎重な姿勢を見せている。
「答えは待つつもりだ。サッカーの面だけでなく、財政面やクラブの他の側面も考慮する必要がある。まだ答えを出すまで数ヶ月あるし、最善の決断へもう少し待つ方がいいだろう」

リヴァプールで圧巻のパフォーマンスを見せていたコウチーニョも32歳を迎えた。市場価値は600万ユーロまで下落しており、現状は欧州5大リーグで活躍するのは厳しいだろう。アストン・ヴィラで主力になるプランも崩れ、今後のキャリアが読めない状態となっている。

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