AFCON2025では予選敗退の衝撃も イニャキ、セメンヨ、クドゥスら新生ガーナは2026W杯に届くか

ベテランFWジョルダン・アイェウも健在 photo/Getty Images

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2006、2010の頃の強さを取り戻せるか

2006年のワールドカップ・ドイツ大会ではベスト16、続く2010南アフリカ大会ではベスト8に入るなど、この時期のガーナ代表は強かった。MFケビン・プリンス・ボアテングやサリー・ムンタリ、FWアサモア・ギャンなど、各ポジションに実力者が揃っていたのだ。

しかしワールドカップ決勝トーナメントに進んだのは2010年大会が最後だ。2018年大会では屈辱のアフリカ予選敗退も味わい、かつてほどの勢いはない。さらにアフリカ・ネイションズカップ2025の予選ではアンゴラ、スーダン、ニジェールと同居したグループで1勝もできず、まさかの予選敗退に。ガーナが同大会の予選で姿を消すのは2004年大会以来だ。アフリカの勢力図も変わり、今はモロッコやエジプトといった国の方が勢いに乗っている。

ただ、良いタレントは揃っている。21日に行われたチャド戦には5-0で大勝しており、ガーナは現在アフリカ予選・グループIの首位に立っている。ベテランのジョルダン・アイェウがPKからゴールを奪った他、アスレティック・ビルバオFWイニャキ・ウィリアムズ、ボーンマスFWアントワーヌ・セメンヨも1ゴールずつを記録。ウェストハムMFモハメド・クドゥス、アーセナルMFトーマス・パルティなど攻撃陣を中心にタレントは揃っている。
アフリカ・ネイションズカップでは失敗に終わったが、タレント的にはアフリカ予選を突破するだけの力があるはずだ。

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