フランクフルトはFWエキティケの今夏移籍を容認 マルムシュ級のビッグディール必至

フランクフルトのヒューゴ・エキティケ photo/Getty Images

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今季一気にブレイク

今年1月の移籍市場でオマル・マルムシュをマンチェスター・シティに売却したフランクフルトだが、夏にもヒューゴ・エキティケのステップアップによって再び多額の移籍金を得ることになるかもしれない。

2022年6月生まれで現在22歳のエキティケは、昨年2月にパリ・サンジェルマンから買い取りオプション付きのレンタル移籍でフランクフルトに加入。2シーズン目の今季は開幕から好調で、ここまで公式戦38試合に出場して19ゴール8アシストを記録。マルムシュの移籍後はエースとしてチームの攻撃を牽引している。

こうした活躍によってエキティケはマンチェスター・ユナイテッドをはじめ複数のビッグクラブが獲得に興味を示す注目銘柄となっているため、フランクフルトの首脳陣は同選手の今年夏の移籍は避けられないと考えているようだ。
ドイツメディア『Transfermarkt』が算出しているエキティケの市場価値は4000万ユーロ(約64億7000万円)だが、ドイツ紙『Bild』によれば、フランクフルトはその倍にあたる8000万ユーロ(約129億円)をエキティケの移籍に関する交渉を開始する最低ラインに設定しているという。マルムシュがシティに移籍した時と同額以上の移籍金でなければエキティケは売らない方針のようだ。

また、フランクフルトはエキティケが今年夏に退団した場合、マインツのヨナタン・ブルカルトを代役としてリストアップしているとも『Bild』は伝えている。今季のブンデスリーガで既に15ゴールをマークしている24歳のストライカーをめぐっては、今年冬にもフランクフルトはマインツに対して獲得を打診したが拒否されたという経緯がある。

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