新体制は1シーズンもたず…… ユヴェントスはチアゴ・モッタ監督を解任、後任はトゥドール氏

ユヴェントスの指揮官チアゴ・モッタ photo/Getty Images

続きを見る

話し合いの場で衝突か

ユヴェントスは現地時間の23日、チアゴ・モッタ監督の解任を発表した。

昨シーズン、ボローニャで快進撃を見せ、クラブ史上初のCL出場権獲得へ導いたモッタは今シーズンよりユヴェントスの監督に就任。その手腕には注目集まり、期待も寄せられていたが、すでにCLとコッパ・イタリアで敗退、セリエAでも5位に沈んでいる。

そのため、クラブは絶対に達成しなければいけないCL出場権獲得へ立て直すために指揮官交代を決断した。
伊『La Gazzetta dello Sport』によると、セリエA直近2試合でアタランタに0-4、フィオレンティーナに0-3と連敗を続けていたなか、モッタ監督は火曜日にユベントスのスポーツ・ディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏、マウリツィオ・スカナヴィーノCEOと会食を行った模様。

それまではクラブとしてモッタ監督を支持していたが、この場で状況が一変したという。同メディアは「話し合いの席では、解任の意図はなかったが、監督の説得力のない返答が極端な決断に至るまでの熟考の余地を生み出した」と伝えており、同監督とジュントリ氏らは激しく衝突したようだ。

後任には元ラツィオのイゴール・トゥドール氏が就任することも発表したユヴェントス。3月24日に同監督就任後の最初のトレーニングが行われる。

現在5位のユヴェントスはここからCL出場権を確保する戦いが待っている。4位のボローニャとの勝ち点差はわずか1ポイントのみだが、4位から9位ミランまでの勝ち点差は6ポイントのみで今シーズンのセリエAのCL出場権争いは熾烈だ。

モッタ新体制は1シーズンも経たずに終わってしまったが、トゥドール氏はここからユヴェントスを立て直せるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ