伝統国同士の壮絶な打ち合い!ドイツが粘る難敵イタリアを振り切り初のネーションズリーグ準決勝進出!

ゴールを決めたドイツのヨシュア・キミッヒ photo/Getty Images

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前半はドイツ圧倒、後半イタリアが巻き返し

23日(現地時間)、ドイツ代表はUEFAネーションズリーグ準々決勝2ndレグでイタリア代表と対戦し、3-3で引き分けた。

20日に行われた1stレグではイタリアに先制点を奪われる苦しい立ち上がりとなったドイツだが、この日は序盤からイタリアを圧倒する。

30分にティム・クラインディーンストがイタリアのペナルティエリア内で倒されて得たペナルティキックを主将のヨシュア・キミッヒがしっかりとゴール左隅に決めて先制すると、34分にはキミッヒによるコーナーキックの素早いリスタートからゴール前でフリーになっていたジャマル・ムシアラがシュートを決めて追加点。さらに前半終了間際の45分にもキミッヒの右サイドからのクロスをクラインディーンストがヘディングで合わせて3点目。ドイツが大きくリードして前半を終える。
一方、イタリアも後半に入って徐々に巻き返す。49分、ドイツの自陣でのビルドアップにミスが出てゴール前にこぼれたボールをモイーズ・ケーンが拾い、右足でシュート。これが決まって1点を返すと、69分にもゴール前左斜め45度の位置でボールを受けたケーンがカットインからシュートをゴール右隅に突き刺し2点目。

さらに74分、ジョバンニ・ディ・ロレンツォがドイツのペナルティエリア内でニコ・シュロッターベックに倒され主審はファウルの判定。イタリアにペナルティキックが与えられたかに見えたが、VAR判定の結果でファウルが取り消しとなってイタリアは同点の絶好機を逃す。

しかし、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、イタリアはついに同点に追いつく。イタリアのコーナーキックの場面でドイツのマクシミリアン・ミッテルシュテットの手にボールが当たり、イタリアにペナルティキックが与えられ、これをジャコモ・ラスパドーリが決めて3-3のタイスコアになる。

その後、逆転をめざしてイタリアはなおも攻勢に出たがドイツが何とか逃げ切って3-3でタイムアップ。ドイツが2戦合計5-4でベスト4進出を決めた。


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