代表でも《40戦39ゴール》と異常な得点ペース ノルウェーの怪物ハーランドは2026W杯へチームを導けるか

ノルウェー代表のエース・ハーランド photo/Getty Images

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2026W杯欧州予選では白星スタート

3月より2026ワールドカップ欧州予選もスタート。今大会より出場国が32から48に拡大しており、欧州の枠も16に拡大。その枠に滑り込めるか注目されているチームの1つがノルウェー代表だ。

現在のノルウェーは特別な世代を迎えており、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド、アーセナルMFマルティン・ウーデゴーなどワールドクラスのタレントもいる。ノルウェーをワールドカップで見たいと考えるサッカーファンは世界中にいるはずだ。

そのノルウェーは21日に欧州予選の第1節でモルドバを5-0で粉砕。このゲームではハーランドも期待に応えて1ゴールを記録しており、理想的なスタートだ。
モルドバ戦での得点により、ハーランドの代表通算成績は40戦39ゴールに。代表でも驚異的な得点ペースであり、24歳にしてすでにノルウェー代表歴代得点ランク1位に立っている。

91試合で24ゴールを決めたヨン・カリュー、67試合で23ゴールを決めたオーレ・グンナー・スールシャール、76試合で23ゴールを決めたトーレ・アンドレ・フローなど過去にも優れたストライカーはいたが、ハーランドはやや次元が違う。ノルウェー史上最強のストライカーと言って問題ないだろう。

さらに今のチームではアトレティコ・マドリードFWアレクサンデル・セルロートも歴代8位となる22ゴールを決めていて、今回のモルドバ戦でもネットを揺らしている。このツインタワーを軸に何とかワールドカップ出場権を掴みたいところ。

ハーランドの場合は、2022ワールドカップの欧州予選、昨夏のEURO2024予選で負傷離脱していた期間があり、ノルウェーはそこで勝ち点を落としてしまった。クラブのスケジュールも含め過密日程となっているが、ノルウェーがワールドカップ出場権を勝ち取るにはハーランドがフル稼働するしかない。エースが怪我なく予選を戦えるかも重要なポイントになる。

ネーションズリーグの戦いを含め、現在のハーランドは代表直近6試合で8ゴールと絶好調。これを続けたいところだが、 ノルウェーはワールドカップ出場権に届くか。

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