「日本代表を倒すための秘策」がある!? サウジメディアが明かしたその内容とは

いちはやく本大会出場の切符を手にした日本代表 Photo/Getty Images

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サウジは勝ち点をもぎ取りにくる

2026W杯北中米大会への切符を、いちはやく手に入れた日本代表。予選グループCでは6勝1分無敗と圧倒的な戦績でグループ首位を突っ走っており、もはやアジアレベルには収まらないとの声も多く聞かれる。

森保一監督は、来る本大会でできるだけ優位なポジションを手にいれるために、ここからの試合もすべて勝ちにいくと明言した。FIFAランキングをできる限り上げ、本大会の抽選で「ポット1」に入ることができれば、グループリーグで強豪国との対戦を避けられる可能性が高くなるためだ。

したがって次戦のサウジアラビア代表戦も勝利する必要があるが、サウジメディア『Al-Riyadh』はサウジ指揮官エルベ・ルナールには日本を倒すための秘策があると報道。その内容を明らかにした。
それはゲームを組み立て、サイドから相手を攻撃することに重点を置くということだ。ウィングバックを置く日本の3バックシステムでは、ウィングバックの選手が押し込まれてしまえば日本は思うように攻撃を展開できなくなる。三笘薫や堂安律など攻撃的な選手をサイドに置くことが多い日本だが、守勢に回れば彼らのストロングポイントを発揮することは難しくなるため、それが可能であれば確かに有効だ。

さらに「フランス人監督は開始数分で失点することを恐れて、試合開始時に落ち着かせようとするだろうが、最も可能性の高いアプローチは適切に試合を構築し、個人のミスを避けること」だとも指摘されている。

バーレーン代表は中盤の強度と堅固な守備ブロックによって日本の攻撃を封じ込めようとしたが、結局はこじ開けられてしまう形となった。日本にボールを持たせすぎず、自分たちで試合を構築することも確かに重要と思える。現在3位のサウジはオーストラリアとの勝ち点差「1」をひっくり返すため、死にものぐるいで勝ち点をもぎ取りにくるはずだが、代表戦の経験豊かなルナール監督はどのような戦略を練っているのか。



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