ベッツがオープン戦先発出場から一転して欠場 回復しない胃の状態に苦悩「食べたら吐いてしまう」「食べるのが怖い」

体重が10キロ以上落ちてしまったベッツ photo/Getty Images

原因不明、謎の胃の不調が続く

日本での開幕2連戦を体調不良で欠場したロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ。日本時間24日に行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発出場予定だったが、急遽欠場。本人がメディア取材に姿を現し、体調不良がなかなか回復しない現状を赤裸々に語った。

ベッツは、現在の状態について「今は大丈夫。今朝までは特に問題なく、いつも通り練習に来て体調も良かったが、食事を取るとまた吐いてしまった」と胃の状態が良くないことを明かした。

東京では点滴を受けたが、食事を取るとその度に嘔吐を繰り返していたそう。そして一週間以上続くこの症状により、体重は約79キロから約68キロまで大幅に減少してしまった。ベッツは「プレイするためには何か食べなくてはいけないが、食べるのが怖い」と苦悩も語った。

既に病院で血液検査を行ったが正常で健康状態には問題ないことも判明している。それだけにベッツは原因がわからず困惑した様子も見せた。「胃がすごく荒れているみたい。新しい薬を始めたので、それが効くかどうか」と、体調回復の兆しが一向に見えていない状況であることを窺わせた。

ベッツは、ドジャースの打線を支えるスター選手であるだけに、日本時間28日に行われる米国での開幕戦のデトロイト・タイガース戦までに間に合うかが注目される。一日も早く胃の状態が快方に向かうことを祈るばかりだ。

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