モウリーニョの下で“トルコのヴァラン”は完成するか フェネルバフチェで注目集める19歳の大型DFがいる

フェネルバフチェでプレイするアクチチェ photo/Getty Images

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モウリーニョは当時若かったヴァランのことも指導している

近年はレアル・マドリードMFアルダ・ギュレル、ユヴェントスFWケナン・ユルディズなど、トルコサッカー界から優秀な若手選手が次々と出てきている。

23日にはUEFAネーションズリーグ昇降格プレイオフでハンガリー代表と対戦しているが、ここで新たなヤングスターがデビューを果たした。フェネルバフチェに所属するDFユスフ・アクチチェクだ。

まだ19歳と若い大型センターバックのアクチチェクについては、フェネルバフチェを指揮するジョゼ・モウリーニョもポテンシャルを評価している。今年に入ってからはセンターバックで起用されるケースも増えており、ヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦では得点も記録した。
情報サイト『Transfermarkt』によると、モウリーニョはアクチチェクについて元レアル・マドリードDFラファエル・ヴァランを指導した時に近い感覚があると語っている。モウリーニョはレアルを指揮していた際に若手だったヴァランにチャンスを与えており、ヴァランはその後ワールドクラスのセンターバックになった。直接的な比較は避けているが、数多くの若手有望株を見てきたモウリーニョだからこそ分かる感覚があるのだろう。

「彼をヴァランと比較しようとは思わない。ヴァランはCLを4度制し、ワールドカップも制した。ただ、当時18歳だった彼を信頼したのは正しいことだったと思っている。それはアクチチェクも同じであり、彼にはポテンシャルがある」

すでにバイエルンやトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示しているようで、また1人トルコから若手実力者がビッグクラブへ向かう可能性がある。

トルコ代表でも2026ワールドカップ欧州予選へ貴重な戦力となる可能性があり、トルコサッカー界にとっては嬉しい流れが続いている。

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