クラブW杯 or U-21EURO? ペップ・シティで出番限られるマカティー今夏の決断はいかに 「まだ決めてないが、私は発言権を持つと思う」

マンCでプレイするマカティー photo/Getty Images

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今季の出場は710分のみ

マンチェスター・シティに所属するジェイムズ・マカティーは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。

シティアカデミー出身の同選手はシェフィールド・ユナイテッドへの2年間の武者修行を経て昨夏にシティに復帰。ペップ・グアルディオラのチームで躍進が期待された1人だったが、ここまでは公式戦21試合で6ゴール、プレイ時間は710分に留まっている。

今冬も多くのビッグクラブへの移籍が噂されたが、クラブが引き留めた。しかしマカティーの状況は変わらず、プレミアリーグでは未だにスタメン出場はない。
そんななか、英『Manchester Evening News』は移籍の他に今夏、マカティーには重要な決断が迫っていると報じている。それは今夏に行われるクラブW杯に出るか、U-21EUROに出場するかだ。シティとして参加するクラブW杯は6月13日から1か月間開催され、イングランド代表として参戦するU-21EUROは6月11日から28日までスロバキアで開催されるため、期間が被っている。

両方に出場資格を持つマカティーがどちらに出場するかはクラブの決定次第だが、同選手はペップと話し合いをし、自分にとって最善の道を決める予定だと語った。

「行くかもしれないし、行かないかもしれない。まだ決めていない。どちらも素晴らしい機会なので、シティとリー・カーズリー代表監督と話し合う必要がある。両方に行きたい。私はそれについて発言権を持つと思う。でも言ったように、まだ決心はついていない。私の意見は重要になるだろうし、ボス(グアルディオラ)は私の言うことに耳を傾けるだろう」

シティでは出番が限られていることもあり、マカティーはペップと話し合いをすれば、U-21EUROの方へ行かせてくれる可能性もあると考えている模様。一方で同メディアはその時の怪我人の状況なども同選手の決断に影響を及ぼすと伝えている。

リコ・ルイスもマカティーと同じ状況ではあるが、リー・カーズリー代表監督はあくまでも選手とクラブの決定を尊重すると語っている。

今月の親善試合でもU-21イングランド代表に選ばれているマカティー。U-21フランス代表との試合(3-5)では1ゴール1アシストを記録するなど存在感を残したが、マカティーは今夏どちらの大会に出場するだろうか。

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