武尊、ロッタン戦2週間前に肋骨と胸骨を骨折し全治7週間と診断!? 「呼吸もままならない状態」「隠していていろいろ言われているのは苦しい」同門の野杁が明かす

同門の先輩を守るために裏事情を明かした野杁 (写真:武尊のインスタグラムより)

武尊には許可を得ず発言

3月23日にさいたまスーパーアリーナで開催された「ONE172」。そのセミファイナルでタワンチャイ・PK・センチャイに勝利し、ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者となった野杁正明が、都内の所属ジムで囲み会見に応じ、武尊について衝撃の事実を明かした。

武尊は、同興行でメインイベントとしてロッタン・ジットムアンノンと戦い、1R1分20秒でKO負けし本来の姿とは程遠い姿で敗れ去っていた。野杁とは「team VASILEUS」で同門。2歳差の先輩後輩という間柄で、共に日本を代表するキックボクサーとして活躍してきた。

野杁は会見でその武尊の敗戦に言及。そして本人に許可を得ていないとしつつ「怒られるかもしれないが、武尊くんは万全の状態ではなかった」と明かした。その理由については「ずっと調子がよくて追い込みも過去最強の武尊くんが作れていたが、試合2週間前にあばらと胸骨を骨折し、練習が出来なかった。呼吸もままならない状態だった。それでも武尊くんの中で試合に穴をあける選択肢はないことはわかっていた。ファンの人からすると打たれもろくなったとかいろいろ言われているけど、武尊くんはあんなもんじゃない」と述べた。

野杁によると、武尊は試合の2週間前に左肋骨と左胸骨の2カ所を骨折。全治7週間の診断も下されていたという。

また野杁は「武尊くんは絶対に自分からは言わない。僕が同じ立場でも言わないが、誰かが言わないと分からない真実。隠していていろいろ言われているのは苦しい。このあと武尊くんから『何で言うの?』って怒られるかもしれない。それも覚悟している」と男気溢れる正義感からの発言であったことを窺わせた。

今のところ、真実かどうかは定かではないものの、骨折が本当であれば武尊は今、何を思うのか。

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