武尊、明らかとなったロッタン戦前の肋骨と胸骨の骨折…… 野杁の言葉を受け、Xで想いを吐露

全治7週間のケガを押して強敵に立ち向かった武尊 (写真:本人インスタグラムより)

続きを見る

野杁独断の言動に対して武尊の想いは?

K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者の武尊が25日、自身のXを更新し、野杁正明の発言について言及した。

武尊は23日、さいたまスーパーアリーナで開催された「ONE 172」のメインイベントで、ロッタン・ジットムアンノンと戦い、まさかの1R1分20秒でKO負けを喫していた。

そして野杁は、25日に行った囲み取材で、K-1を背負ってきた同門の先輩のあっけない敗戦には理由があったことを指摘し、「試合2週間前にあばらと胸骨を骨折し、練習が出来なかった。呼吸もままならない状態だった」と、武尊が医師から全治7週間と診断される程のケガを負っていたことを明かした。
また野杁は、この真実を公表した理由について「武尊くんの実力があんなものじゃない、打たれ弱くなったと言われるのが苦しい」と述べ、さらにこの野杁の発言が武尊の許可を取らず独断で行っており、怒られること覚悟の上での言動だったことも語った。

その先輩の名誉を守る一心で行った後輩の行動に対し、武尊はXで言及。「試合への準備も含めて全てが自分の実力。快挙を成し遂げた試合後の正明に、こんなこと言わせてしまって申し訳ない。沢山の苦しみを乗り越えて、命懸けでこの勝利を勝ち取った正明には、祝福の言葉だけお願いします」とケガを言い訳にしない美学と、後輩の想いを汲み取った文章を綴った。

ちなみに武尊は、24日にもXを更新しており、「少し休んで身体のダメージと、自分と向き合って答えを出そうと思います」と今後の進退に関しては未定であることを明かしている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.303 躍動するサムライ18

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ