「私はペップ・グアルディオラに洗脳された、いい意味でね。まるで大学にいるような感じだった」 DFダニーロがマンチェスター・シティでの2年間を振り返る

ダニーロとペップ photo/Getty Images

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「ペップ・グアルディオラは選手を教育する」

現在フラメンゴでプレイするブラジル代表DFダニーロ(33)はマンチェスター・シティ時代に指導を受けたペップ・グアルディオラ監督を称賛した。

2017年にレアル・マドリードからシティに加入したダニーロは2年間の在籍で公式戦通算60試合に出場し、4ゴール3アシストを記録。2年目は怪我に悩まされるなど絶対的レギュラーというわけではなかったが、左右のSB、CBもこなせるダニーロは2回のリーグ優勝など多くのタイトルに貢献した。

そんなダニーロは英『The Guardian』にてペップの指導を受けた2年間を次のように振り返っている。
「ペップ・グアルディオラは選手を教育する。それが彼の仕事で最も重要なことだ。 彼はすべての選手に同じようにサッカーについて考えさせる。時間、スペース、動き、ボールの保持、 ボールの扱いなどだ。彼は、他のコーチにはない方法でピッチ上のスペースを理解させ、他のどの監督よりも感情的に試合を生きている」

「私はグアルディオラに洗脳されたが、それはいい意味でだ。まるで大学にいるような感じだった。彼のもとで経験したことは、自分のレベルを向上させ、そのレベルを今日まで維持することを可能にしてくれた」

「マンチェスター・シティに来る前はバカだったというわけではないが、私はサッカーを完全に間違った方法でプレイしていたことに気づいた。もっと早く彼に会っていたら、私の人生はずっと楽になっていたことだろう。彼のもとでプレイし、彼から学ぶことができて本当に良かった」

2019年夏にシティを離れ、ユヴェントスへ移籍したダニーロはイタリアで公式戦213試合に出場し、9ゴール14アシストを記録。セリエA優勝など様々なタイトル獲得に貢献し、ユヴェントスのディフェンスに欠かせない存在へと成長したが、ペップから受けた指導が役に立ったと実感しているようだ。

ダニーロは今冬双方合意のもとユヴェントスと契約を解除し、現在はブラジルのフラメンゴでプレイしている。

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