すでにバルセロナではフリックの後継者候補が見つかっている? U-19で手腕発揮するクラブOBベレッチへの称賛

バルセロナU-19を指揮するベレッチ photo/Getty Images

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下のカテゴリーからトップチームへの指揮官へ昇格するケースも

現在バルセロナはハンジ・フリックの下で充実のシーズンを過ごしており、フリックの攻撃的サッカーはサポーターを魅了している。

今後も一定期間はフリック体制が続いていくと予想されるが、すでにバルセロナではフリックの後任候補となる指導者が見つかりつつある。

仏『Foot Mercato』が注目の指揮官に挙げるのは、バルセロナのU-19部門を指揮するジュリアーノ・ベレッチだ。べレッチはバルセロナのOBであり、チャンピオンズリーグ制覇も経験している。引退後は母国ブラジルのクルゼイロでアシスタントコーチ、サンパウロのU-20チームで指揮官を務め、2023年に古巣バルセロナに戻ってきた。
同メディアによると、当初バルセロナ側はクラブのBチームとなるバルセロナ・アトレティックの指揮官を任せる考えだったようだが、ライセンスの問題もあり、ひとまずU-19チームを指揮することになった。

そこでは確かな結果が出ていて、チームはU-19のリーグで首位を走り、コパ・デル・レイ・フベニールでは優勝。UEFAユースリーグでは準々決勝でアストン・ヴィラを撃破し、準決勝へと駒を進めている。

本来はトップチームで活躍するFWラミン・ヤマルやDFパウ・クバルシもこの世代の選手だが、すでに彼らに続きそうな選手たちも出てきている。同メディアはDFアンドレス・クエンカ(17)、DFジョフレ・トレンツ(18)、MFクイム・ジュニエント(18)、FWヤン・ビルジリ(18)、FWアルナウ・プラダス(18)、FWヒューゴ・アルバ(18)など、期待できる選手たちが育っているとべレッチの育成手腕を評価する。

カンテラでの指導を経てトップチームの指揮官を任されるケースも少なくないが、べレッチもそのルートを辿るだろうか。

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