日本代表MF堂安律の去就についてフライブルク幹部が発言 適正オファーあれば今夏の移籍容認

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

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フランクフルトが獲得を検討

フライブルクでスポーツディレクターを務めているクレメンス・ハルテンバッハ氏がドイツのサッカー雑誌『Kicker』の取材に応じ、日本代表MF堂安律の去就について言及した。

堂安は2022年7月にPSVアイントホーフェンから完全移籍でフライブルクに加入し、3季目となる今シーズンは開幕からブンデスリーガの全試合に先発出場して8ゴール6アシストを記録。ここまでリーグ戦で6位と上位争いを続けているフライブルクの攻撃の起点として活躍している。

今シーズンの活躍によってブンデスリーガ屈指の左利きアタッカーという評価を不動のものにしつつあることから、フランクフルトが獲得に向けた動きを本格化させつつあるなど堂安は他のクラブが補強候補としてリストアップする今夏の注目銘柄になりつつある。
こうした中、ハルテンバッハ氏は現在の堂安の価値に見合うオファーがあれば移籍に向けた交渉に応じる用意があると明言している。

「リツは我々にとって極めて重要な選手であり、残ってもらうために全力を尽くすつもりだ。しかし、退団に関してパーフェクトなタイミングがあるとすれば、それは今年の夏だ。もちろん良いオファーがあった場合だけだがね。我々フライブルクにとって、適切な時期に選手の更なる成長を後押しすることも大事なんだ」

ドイツ紙『Bild』は、フライブルクがフランクフルトに対して2000万ユーロ(約32億3000万円)から2500万ユーロ(約40億円)程度のオファーを要求していると報じていて、このあたりの金額をフライブルクは交渉開始の最低ラインと見ているようだ。

現在26歳でキャリアのピークを迎えつつある堂安だが、果たして今夏ステップアップを決断することになるのだろうか。

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