批判を繰り返すグレゴリアンに対して海人が反応 「体重もルールも全部合わせたる」「リングで決着つけよう」と新展開

59勝8敗の素晴らしい戦績を誇る海人 (写真:本人インスタグラムより)

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再戦へと動き出すのか

シュートボクシングのエース、海人が26日に自身のXやインスタグラムを更新し、新たなメッセージをマラット・グレゴリアンに送った。

この両者は、23日に開催された「ONE172」で対戦予定だったが、グレゴリアンの計量失敗を発端に試合中止となった。その際、キャッチウェイトで交渉が行われたものの、ONEとグレゴリアン陣営の対応に不信感を抱き、海人陣営は試合を行わない決断を下した。

それに対し、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOやグレゴリアンが海人を批判。両者ともに海人が「逃げた」との認識を示した。
その後、海人と所属チームの「TEAM F.O.D」、またシュートボクシング協会が抗議。「TEAM F.O.D」は、計量失敗の時点で失格というルールがあったことを指摘。グレゴリアン陣営にハイドレードの検査を行うこと、キャッチウェイトで交渉を行う権利もないことを主張していた。

チャトリCEOに関しては、一部の批判が間違いだったとし、その後に発言撤回と謝罪。ただグレゴリアンは再度、反論。計量失敗したが、その後にハイドレーションの数値と計量した体重差が制限内であり、対戦可能な状況だったと説明。またその声明の中で、「私達はファイターであり、時には負傷したり、1~3キロの体重を超過した相手と戦う。しかし、どうやら海人は真のファイターのメンタリティを持っておらず、僅かな体重差の為に試合を辞退した」と、海人が逃げたとの認識は変わらないと主張した。

すると2度目の批判を受けた後、海人もXで反応。「なにを言っててもお互いに納得いけへんし。SNSで文句ばっか言い合いしてても見てる人達も気分悪いやろうしファイターらしくない。俺は俺が本物のファイターやと思ってるし、グレゴリアンも自分が本物のファイターやって言うんならリングで決着つけよう。ファイターなら勝った奴が正しい。負けた方が間違ってたで終わろうや。体重もルールも全部合わせたるから、俺にはもうこの決着方法しか思い付かん。これを断るならもう一生混じり合う事はない」と相手を説き伏せることを諦め、格闘家の本分から拳で答えを出す提案をした。

これに対し、グレゴリアンはどう反応するのか、彼の動向が注目される。

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