ナチス式の敬礼を連想させる行為に批判殺到 トゥヘル監督を「ドイツのスパイ」と呼んだレッドナップ氏の行動が物議を醸す……

批判が殺到しているレドナップ氏 Photo/Getty Images

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許されない行為だ

元トッテナム監督のハリー・レドナップ氏が、チャリティーイベントでイングランド代表監督トーマス・トゥヘルを「ドイツのスパイ」と呼び、ナチス式敬礼のような行為をしたとされる映像が流出し、物議を醸している。『The Times』が報じている。

78歳のレッドナップ氏は、ロンドンで開催されたイベントで聴衆に対し、トゥヘルがイングランド代表を弱体化させるためにドイツから送り込まれたと冗談めかして語ったようだ。トゥヘルは、昨年イングランド代表監督に就任したばかりだ。

『The Guardian』が入手した映像によると、レッドナップ氏は、FAがトゥヘルを任命したことは正しかったのかと問われると「Ja(ドイツ語でイエス)」と答えた後、左腕を斜めに上げて、ナチス式敬礼を連想させる行為をしたという。さらに、以下のような発言をしている。
「分からない。正直に言うと、彼はドイツのスパイだと思う。本当だよ。マジで、彼は我々をめちゃくちゃにするために送り込まれたんだ」

この発言や行為は、瞬く間にソーシャルメディアで拡散され、非難の声が殺到したようだ。しかし、レッドナップ氏は、自身の発言は「冗談のつもりだった」と釈明。聴衆には好評だったようだが、冗談では済まされない行為だとは考えられなかったようだ。レッドナップ氏の問題は、イングランドサッカー界に大きな波紋を広げている。

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