バルサ、延期試合でオサスナ撃破 しかしクンデは日程に怒り「失礼だ」「僕らは機械じゃない」

強行日程のオサスナ戦に出場したクンデ Photo/Getty Images

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無茶なスケジュールだった

ラ・リーガ第27節延期分で、バルセロナはオサスナを3-0と破った。

バルセロナのチームドクターの急逝により、延期となっていたこの試合。しかし懸念されたのは、その強行スケジュールだ。代表ウィーク直後であり、選手によっては試合開始24時間前にバルセロナに到着するケースも。この日程にはバルセロナ、オサスナともに反対していた。

バルセロナDFジュール・クンデは、『DAZN』のインタビューでこの無茶な強行スケジュールに苦言を呈している。
「カレンダーの問題については何度も言ってきた。理解に苦しむ人がいるということも知っている。僕らは自分たちのやっていることをとても幸運に思う。情熱を糧に生き、充実した生活を送っている。しかし、この日程を設定するのはクラブに対して失礼だ」

「それがバルサ、オサスナ、レアル・マドリードであっても、こんなことが起こったら関係ない。選手たちに失礼だ。僕らは機械じゃない。僕らが生み出す試合を作り上げ、ファンが望むものを提供するためには休息が必要だ」

「ラ・リーガだけでなく、すべての組織がそれを理解する必要がある。僕らは言い訳をしたくない。それは僕らの仕事じゃない」

試合のクオリティを落としてしまうという懸念に関しては、ペドリも語っていた。良い試合を提供することが目的であり、スケジュールを消化することが目的ではなかったはずだ。とりわけ南米から移動する選手たちにとっては厳しい日程で、バルセロナはこの試合でハフィーニャ、ロナルド・アラウホの起用を諦めている。


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